Erik   Satie

*モンマルトルの朝*
*モンマルトルの朝*

先日『エリック・サティとその時代展」へ♪

彼の自筆の譜面を間近に見ることができてとても感動。。。

身に付けていたというハットや付け襟、杖などもありました!

どれもサティの大切な小道具だったのだと思います。

『眼を持った音楽家』と言われた

彼の音楽と色や絵の世界はいろいろな交わりあいをしながら

観るものをさらに自由な場所へと連れて行ってくれるみたい!

自分の感性に柔軟にでも大まじめに向き合って

あの夢ある作品を残したんだな。たくさん。

 

若きサティがさまざまな芸術家たちとの交流を始め

作曲家として活動をしだしたというパリのモンマルトル。

昔1人でその場所へ旅をした日のことを思い出しました!

この丘から見える朝の景色がほんとうに美しいと聞き

がんばって早起きをして長い階段を一歩ずつ登ったこと。

少しずつ朝の光が昇っていくパリの街をゆっくりと眺めながら

〈この時間のことを生涯忘れないだろう〉と心が震えていたのを覚えています。

 

街の広場の屋台で買ったほくほくの大きな焼き栗や

『赤い風車』という名のムーランルージュ

あまりにもフランスの言葉がわからぬわたしに

すごい剣幕で怒っていたチーズ専門店のおじさんや

小さな小さなショコラのかわいいお店

ひとつひとつが映画のようなカフェの連なる通り

 すべてが宝物の思い出。

またあの場所をゆっくりと歩いてみたいな。

サティを聴きながら♡