Puyara 1

じつに3年以上ぶりのブログになります。

この月日の中でさまざまなことと向き合う時間がありました。

心の闇から永く自由になれず

たいせつなはずの音楽や声とも距離が生じていたときも。

"もうわたしはこのまま光をみることができないかもしれない。

光を求めているのかもわからない。。。"

つかめないような絶望が消えては巡り

じわじわと心と身体が沈んでいきました。

なにもかもが晴れることのない日々。

そんなある日初めて大きく息を吐き出せた場所がありました。

京都の高野川。

顔を上げ周りを見渡すと

比叡山をはじめやわらかな曲線をもつ山並み。

たわわに実る穂がそよぐ水田やなつかしいあぜ道

美しい夕暮れのあとに

月が雲をよけ昇っていく"月の出"をその日初めて目にしました。

"ここで暮らしていこう"

そう思うのにあまり時間がかかりませんでした。

この景色のなかに身をゆだねていると

まるでいびつに固まってしまっていたわたしの何かがゆっくりと解けていくようでした。

20年近く暮らした東京を離れ

京都に移り新しくこの地で生きていくことを決めたのです。

ここから奇跡のような必然のような

いくつもの出逢いがあり思いがけない道が生まれ

小さな一歩を踏み出しながら現在にいたります。

その続きはまた!(書ききれないので!)

これから不定期でも自分の想いに正直なブログをUPしていけたらいいな。

よかったら時折のぞいてみてください♪